六本木ピックアップ物語・後編 〜kitagawa式鎌倉ルーティーン〜

知識人は問題を解決し、天才は問題を未然に防ぐ

- アルベルト・アインシュタイン(物理学者/ 1879〜1955)


前回のエントリー「六本木ピックアップ物語・後編 〜女子アナとオンリーワン中毒〜

前回のエントリー「六本木ピックアップ物語・中編 〜バンギャと温泉と準即〜

を先にご覧ください。


kitagawaは苦悩していた—。

オンリーワン中毒による弊害が、女性に対しての行動や言動にも現れてしまう為だ。強いIOIを相手に対して見せすぎてしまうと、向こう側のこちらに対する興味や関心がマイナス関数的に低減していくリスクを伴う。

さらし、PUAとして「常に即を狙いにいく」といったスタンスがあるが、彼女がkitagawaのアプローチに即日応じてしまった場合、kitagawaの彼女に対する興味が一気に薄れてしまうことに対する懸念もあった。kitagawaは夢の中にいたかった。

即りたいが、即ると冷める。PUAのジレンマだ。

あれこれ考えた末、kitagawaは女子アナ8に対して、すべてのナレッジとテクニックをぶつけることにした。そして、LTRとして運用していく選択肢をとろうと思案していた。

そんなことを考えながら、準即狙いのアポの日を迎えた。

AM 11:00

渋谷のハチ公改札で待ち合わせた。kitagawaが着くと、まだ彼女は到着していない様子だった。服を見ている旨をLINEで送信した。その間にしぶちかのfood showで「うふぷりん」を買った。これはシェアフード・ルーティーン(食べものや飲みものを分け合う。ひとつのスプーン、あるいはストローで分かち合うことで心理的な距離感を詰める。そのときの反応を注意深く観察することで、自分に対する相手からの評価も占える場合もある。)で使う。

ハチ公前に戻ると、そこには彼女が待っていた。ちょうど、携帯に彼女から着信が入った。

「どこー?」

彼女の声を聞きながら、kitagawaは笑顔で手を振り、彼女に近づいた。

「待たせちゃってごめんね。怒ってる?(笑)」

彼女は照れくさそうに、申し訳なさそうに言った。このタイミングで怒っても意味がないことなんて誰もが知っている。kitagawaは「常に楽しくいこう」がモットーだ。周りに対しては、よっぽどのことがない限り、怒らない。

他愛もない会話を交わしながら、目的の場所へ向かう。渋谷の駅近くにあるフレンチだ。(ここは穴場で、トマトの肉詰めが限定15食で本当に美味しい。)彼女は夏野菜が好きなことはリサーチ済みだった。初めてのデートで設定されるランチポイントとしては、考えうるベストの場所だった。

案の定、彼女はとても喜んでいた。しかし、これが建前かどうか、というのも常に配慮しなければいけない。なぜならば、本質的な意味での「楽しさ」がなければ、その後の展開もスムースにいかないからだ。

昼食後、そのまま鎌倉へ向かう。

以下のコースはkitagawaが女子の即および準即率100%のコースだ。


鎌倉到着後の流れ

  • 小町通り シェアフード・ルーティーン、お姫様ルーティーン(人力車の乗る。寿福寺からの鶴岡八幡宮がベスト。3k程度の値段)
  • 鶴岡八幡宮 おみくじを引いたりして参拝
  • 和田塚 「乗り降りくん」を鎌倉で購入し江ノ電で。隠れ家的甘味どころ「無心庵」へ
  • 由比ヶ浜 時間があれば海
  • 長谷 高徳院、大仏
  • 極楽寺 成就院(オススメ)眼下に由比ヶ浜が見える眺望最高。あじさい→今年は切られているらしい…
  • 稲村ガ崎 時間あれば公園
  • 七里ガ浜 時間調整コンビニで酒買って海岸で語る。からの、アマルフィ・デラセーラ。芸能人もお忍びで来店。飯うま、眺望良。日没後は海岸で線香花火ルーティーンで〆。

kitagawaはすべてを出し尽くした。

しかし、嫌われるのを恐れるあまり、終始紳士的な態度を崩せずにいた。結果、セクまで到達できなかった。オンリーワン中毒の弊害以外のなにものでもなかった。

駅で彼女と次回会う約束をし、別れ際にキスをした。ノーグダ。

kitagawaは帰りの電車の中で、これがあるいは普通の恋愛なのかもしれない、と心の中で思った。

そして、それがPUAとして成長していく過程のどこかで失ってしまっていた感情だったことに気付けたのは、彼女との3回目のデートでセクをした後だった。

fin


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