ナンパとピックアップと大阪 1日目

疲れるまで練習するのは普通の人。

倒れるまで練習しても並のプロ。

疲れたとか、このままでは倒れるというレベルを超え、

我を忘れて練習する、

つまり三昧境(さんまいきょう=無我の境地)に

入った人が本当のプロだ。

- 川上哲治 (プロ野球選手)


8月某日、大阪。

kitagawaは、飛行機に乗っていた。友人たち(not PUA)とお盆休みを利用して、大阪界隈を周遊する計画を立てていたからだ。

昼は京都で寺巡りなど諸々して過ごしつつ、夕方過ぎに難波にあるアパホテルへチェックインした。

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【アパホテル】

http://www.apahotel.com/hotel/kansai/17_namba/

「心斎橋」と「なんば」の駅から近い。

「フロントは普通にあるが、スルーして即できる。」

という話を、とある大阪人PUAのblogで発見。

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大阪に知り合いは居ないため、夜友人たちが寝静まってから、ソロ活動で結果を残そうと思案していた。

クラブという選択肢もあったが、初日はストに拘りたかった。

土地勘が全くないため、ホテルから徒歩10分圏内の歓楽街をひたすら動きつつ、街の様子を探っていく。キャッチのお兄さんからWAXかvanityが熱いという話を頂戴し、vanityの前まで偵察にいくも、この日はちょうどお休みとのこと。

大阪クラブスレを見ると、バンビ、アンモナ、シュバル、ジラフ辺りがナンパには向いている箱の様子が伺えた。

そんなことを調べつつ、街行く女の子を観察していった。

大阪の歓楽街にいる女子はキャッチなのか、あるいはなんなのかよく分からない属性の子たちがたくさんいた。そばにいるホストも一昔前の歌舞伎町のように筋盛りにしている方々が目立った。歌舞伎よりもイケメンが多い気がした。

声をかける対象自体がまばらだった。それでもサージングしつつ、声をかけてみる。

1件目 シカト

2件目 会話が成立するもオープンせず

3件目 後ろ姿だけ見て声がけするも、食い付きは悪くなかったがスト値4でkitagawaグダ

4件目 シカト

5件目 ガールズバーの帰り。オープン。24。スト値7。なぜかめちゃくちゃ低姿勢。

近くにあったフレンチバルらしきところに連れ出し打診。ノーグダ。そこで軽く和んでみる。いままで付き合った人数は8人。嘘か本当かは分からず。白いワンピースがよく似合う。髪は綺麗な茶色に染め上げられている。父母とも大阪にいるが、祖父母は沖縄人らしい。たしかにそれっぽい顔はしている。会計を済ませ、店を出る。

なんとなく滞在するホテルの方へ歩き出す。向こうの問いかけを流しつつ、誤魔化しながら会話の主導権を握る。ホテル前に到着。部屋で飲むことを口実にホテル打診。パーカー理論

グダ。予想はしていた。どうする?粘るか?

時間的にも微妙なとこだった。このまま粘るのか、あるいは放流し他を探すのか。kitagawaの狙いは、もちろん即だ。決して女子に迎合はしないし、常に主体的でいるマインドを持ち続ける。

そもそも、グダを崩すような状況になるのはあまりよろしくない。グダらせないようにもっていくのが美しいピックアップであり、kitagawaはそんな流れるような華麗なピックアップが好きだった。

時計は深夜2時30分を指していた。

「じゃあ、またどこかで会ったら宜しくね。」

kitagawaは笑顔でそう言って、彼女を見送った。彼女は微笑みながら、小さく頷いた。

遠ざかる彼女の後ろ姿をみつめながら、深く深呼吸をした。kitagawaには時間がなかった。このままでは東京に帰れなかった。大阪の子と本気で仲良くなりたいと思ったし、それは実現できるとも真剣に思っていた。

碁盤の目のように東西南北に張り巡らされている道をぐるぐる回りながら、サージングを続けた。街には人影もまばらだった。タイム・リソースはどんどん目減りしていく一方だったが、何故かkitagawaは落ち着き払っていた。自分でもその理由は分からなかった。

湿気と暑さが体力をどんどん奪っていった。額を流れる汗をゆっくりとハンカチで拭った。心地よい風が頬を撫でた。純粋に、大阪の地でピックアップができることが(あるいは東京で積み重ねてきたものを試せるのが)嬉しかった。kitagawaは、そんなことを考えながら、ゆっくりと闇と同化した。

女子が隣を通った。スト値7。黒髪の清楚系。kitagawaは街の空気と一体化しながら、できるだけ自然に発声した。

「すみませーん。」

一瞬、驚いたような表情を見せたが、kitagawaは続けて言葉を浴びせた。オープン。彼女は友人にクラブに連れてこられて、その友人とはぐれてしまったようだった。同調。同じ状況にあることを説明する。ミラーリングしながら会話を続ける。15分程度路上で和んだ後、外は暑いし一緒に涼しいところで座りながら飲もうと打診。彼女、友人から連絡が来たら帰ることをkitagawaに告げつつ、一緒に飲むことを了承。

ホテル前まで誘導。

「クラブから近いし、友人から連絡きたらすぐに戻れる。歩くのはもう疲れたでしょ。外は暑いし。それに冷蔵庫にシャンパンが冷やしてあるんだよね。」

反論をさせないように向こうのメリットを示しながら笑顔で独り言のように話す。そのままスムースにイン。

スパークリングを開け、シャンパン・セレブレーション@大阪。ここでもやっぱり活躍。そのままギラ。ノーグダ。

大阪弁でのあの声を聞きながらのセクは、また違った世界観があった。kitagawaは、また新しい扉をノックしたのだ。


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