V2 TOKYOコンビナンパ記録 下巻 〜プロナンパ師、地蔵す〜

世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ。

- ソクラテス(哲学者)


本日は前回のエントリー

V2 TOKYOコンビナンパ記録 上巻 〜地下鉄ホームにて〜

の続編になります。よろしければ、まずそちらからご覧下さい。


ウォーミングアップも兼ねて、スト値8の清楚系OLを駅ホームで番ゲし放流したkitagawa。楽しい夜になりそうな予感がした。

今夜の戦場であるV2TOKYOに行くため、kitagawaとハヤトはロアビルのエントランスを目指していた。


V2TOKYO

http://www.v2tokyo.com

Concept

V² = V×V = VERTEX × VERTEX = 最上×最上 = この上ないものを目指す意味V²は、東京の中心地、日本の中心地と言っても過言ではない六本木から、世界に向けて文化を発信していきます。「世界のセレブリティの支持を得ながらTokyoを最上にすること」これがV²の課せられた使命であり、日本が世界から遅れることのないように六本木ロアビルの最上階に輝き続けます。

東京が一望出来る夜景と共に楽しめるお料理・お酒だけではなく、V²でしか味わえない空間がそこにはある…。世界と日本の文化を融合した、未だかつてない新しいエンターテインメントを私たちは常に最先端で追い続けます。

(公式HPより抜粋)


ハヤトが腹が減ったということで、近くのコンビニで買い物を済ませた。小腹を満たしつつ、二人はV2の長い列に加わった。

エントランスをくぐり抜け、さっそくサージングを開始。声掛け、和みを繰り返し番ゲを数件したところでハヤトの異変に気付く。

6/建築/OL/埼玉

7/ステータス不明

8/六本木金融/OL/世田谷

8/長野出身/OL/月島

kitagawaが着々と番ゲ数、あるいは即見込み数を伸ばしている傍ら、ハヤトはどうも上手くいっていない様子だった。相方が上手くいかない場合、コンビでのお持ち帰りは非常に困難を極める。

「やべえ、メンタルブロックやわ。数件断られてから、テンションが下がって上手く和めてない。」

となりで、ふいにハヤトがつぶやいた。「Mr.ミリオンダラースマイル」ことハヤトが?まさか。そんなはずはない。kitagawaは自分の耳を疑った。自分の知っているハヤトは、ブルドーザー・ルーティーンを華麗に使いこなす、かしこいお猿さんの会(kitagawaが所属するPUA集団)きってのパワープレーヤーでもあった。

しかし、kitagawaはその状況を特段、不安視していなかった。肩肘を張らずに、現状自分ができることをするだけだった。それはハヤトに対する敬意からでもあった。だから、単純にこの場所を楽しもう———漠然と、そう思っていた。

翌日、午前中からの予定を控えていたkitagawaには、残された時間はあとわずかしかなかった。即日ブーメラン(番ゲした案件から、同日にメールの返信がきてそのまま即アポ、合流すること)を狙いつつ、サージングをする作戦へシフトした。

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リミットが差し迫っていた。番ゲした案件からこちらのアプローチ前に連絡がきた。向こうは二人だった。渋谷に行ったはいいが、することがなくなって暇になってしまったらしい。案件を取り敢えずこっそり確保しておくことにした。

V2の店内をもう一度ざっと見渡す。案件は?それらしき対象は———いない。

「でよう。」

kitagawaは言った。すぐさまエントランスを出てタクシーをつかまえた。車内でハヤトにはじめてメールのやり取りを明かした。彼はなんとなく勘付いている様子だった。タクシーでドンキのそばまで向かい、2人と合流。

パーカー理論。ノーグダで家。トークで少し和む。ハヤトが空気を読んで、もう一人の子を外へ連れ出す。2:2にセパレート。

グダ。焼き魚

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昼下がり。

「おはよう」と無邪気に微笑むあどけない彼女の笑顔が、kitagawaの淀んだ心を静かに潤していった。

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