PUAと夜の蝶 〜前編〜

よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ。

- ソクラテス


その日、kitagawaは先日路上でピックアップしたスト8とのアポをドタキャンされ、ほんの少しだけ気持ちを落としながら仕事帰りの家路についていた。まるで、空気の抜けた風船みたいに。

和みが足りなかった?メッセージのやり取りの頻度やタイミングが適切ではなかった?

そんなことを考えながら、渋谷の改札をくぐり抜けた。私はなんのために仕事を早く切り上げてきたのだろう。

kitagawaはアポを断られたり、ドタキャンされたり、その他女性と上手くいかないことに対して、決して女性側にその怒りの矛先を向けない。そうなってしまう理由を常に自分の中に求めなければ、PUAとしての成長はないと思っていたからだ。

「しょうがないよね。また、タイミングが合えば飲みでも行こ」

そんな趣旨のメッセージにゆるめのスタンプを添えて相手に送信し、急いでシャワーを浴びた。ピックアップに出るためだ。ソファーに腰掛け準備を進めていると、不意に睡魔が襲った。

はっと気付いたときには時計の針は既に26時を回っていた。このままでは終われなかった。鏡を見て準備を整え、目覚めて10分後には家のドアノブを回していた。

道玄坂には人がほとんどいなかった。平日の深夜。当たり前の現実がそこにはあった。kitagawaはCLUB atomの坂を下りながらセンター街へ向おうと思った。道行く女性の中に目ぼしい案件が居れば、すかさずオープナーを投げた。

1人目 美容師風。大丈夫系女子(「大丈夫で〜す」と言いながら話を聞こうとしない女性の総称)

2人目 OL風。話しかけたら逆に道を聞かれる。クラブの前まで送ってナンバークローズ。

3人目 アパレル風。ガンシカ

4人目 OL風。飲み会後、タクシーで帰るところ。少し和むも彼氏グダで放流。

5人目 清楚系大学生風。ガンシカ

そして、6人目。キャバ風。スト8。ドンキ前ですれ違い様、脊髄反射レベルで声掛け。

「あ、ちょっとお姉さん待って!これ、、、この綿埃はいつから付けているの?」

 綿埃オープナー。

「あ、ありがとう。(笑)」

さあ、ゲームの始まりだ。

彼女は渋谷で働くキャバ嬢で、今日はたまたまいつもより早く上がったところだった。少し並んで歩きながら、和み開始。彼女に対してどう接するべきかは、すべて頭の中に入っていた。

「俺もさっき仕事終わって帰ってきたところ。今日も疲れたね。結構飲んだ?」

YESの法則と類似性の法則を織り交ぜ会話を構築。肩に触れたり、IOIを数回感じた。

「今日会社で表彰されてさ、上司からシャンパン貰ったんだけど、良かったら一緒に飲もう。疲れたでしょ?俺も疲れた(笑)」

手を握り、コンビニに一緒に入る。ロマンティック・エスカレーション。

「何が好き?フルーツ。あ、なにか好きな食べ物ある?」

kitagawaは彼女を見ずに、独り言の様にさりげなく言った。

「メロンとマンゴー!あと、タン塩(笑)」

彼女が反応した。コンビニで酒とフルーツ、スモークタンを購入し、家へ向かう。パーカー理論。ノーグダで家。

シャンパン・セレブレーションからのバスローブ・ルーティーン。

IMG_3017

勝ちは確定したかのように見えた———。

続く。


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