Living is not breathing but doing.
生きるとは呼吸することではない。行動することだ。
ー Jean-Jacques Rousseau ルソー(哲学者)
本日のエントリーは前回のエントリー
こちらの続編となります。よろしければ、そちらから御覧頂ければ幸いです。
素敵サンタを追い求めて、ソリを走らせたサンタkitagawaとトナカイ小山。
依然として、二人は即案件を持ち出せずにいた。手首に巻き付けてあるアナログ時計の針は無情にも動き続け、タイムリソースは目減りするばかりだった。果たしてこのまま終わってしまうのか。
「下に一度降りよう。」
小山が提案した。
atomのエントランスは5階にある。一階はボディーチェック、ゲストチケットの取得、およびロッカーが無数に並んでいるだけだ。
ポイントなのは、「ロッカーが無数に並んでいる」ということ。
ここにいる案件は、来たばかりで荷物をしまおうとしている子、あるいは帰ろうとして荷物を出している子のみだ。
来たばかりの子は、atomという肉食系の巣窟のようなクラブの洗礼をその日はまだ受けていない子だ。渋谷の中でも特にatomは、かなり際どいナンパが多い。本当にひどい奴は、人ごみに乗じて女性の尻を触ったり、痴漢まがいの行為をする。
この部分は、比較的、紳士的なメンズが多い六本木のV2等とは大きく異なる点だ。そんな環境下に長時間さらされておらず、atomで楽しもうと期待に胸をわくわくさせている女性が、前者の主な心理状態だと言える。
ここに対するアプローチ方法は2つある。一つ目は、とにかく内部の劣悪な環境を伝え、クラブから出ることを促しながら、自分たちの楽しさを伝えつつ近所で一緒に飲むことを打診する手法。
もう一方は、ロッカーに荷物を入れようとしている間にとにかく和み、他のコンペティターに触れる前にそのまま早期囲い込みをし、ホールド、連れ出しの流れに持っていく手法だ。
kitagawaは、そんな「atomに来たばかりの子」に対するアプローチの手法を、5階のエレベーターホールで整理していた。
そのとき、ちょうどエレベーターに乗ろうとしていた素敵サンタを発見した。即座に和み、腕を組む。話を聞くと、どうやら帰るところらしい。そのまま一緒にエレベーターに乗り込む。
「atomから帰ろうとしている子」
この属性の子へのアプローチは簡単だ。空気感をなるべくシンクロさせ、「自分もちょうどでるところ感」を出していく。「え?まじで?そうだよね。俺もそうなんだよ。じゃあ一緒に出て飲み直そう。」的に。これは、V2のダンスフロア入り口のロッカーでもたまに使う手法だった。
飲みの打診をしてみる。彼女たちは、このあとに行く場所があるらしかった。キス・クローズへ。kitagawaはサンタなのにkissのプレゼントを頂いてしまった。本日2件目の即案件だった。即日ブーメラン狙いでLゲをした。
彼女たちを出口まで見送った。依然として、案件を見つけられずにいた。果たして、kitagawaはジングルベルの鈴の音を鳴らすことが出来るのか———?
ー続くー
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