ナンパとピックアップと熱海 〜another story 2〜

本日のエントリーは…

ナンパとピックアップと熱海

ナンパとピックアップと熱海②

ナンパとピックアップと熱海③

ナンパとピックアップと熱海④

の番外編になります。

そして、こちらのエントリー

ナンパとピックアップと熱海 〜another story 1〜

の続編になります。

よろししければ、そちらからまずご覧頂ければ幸いです。


人間というものは時として、

何にそそのかされて我を押し通すのか、

自分でも分からぬことがあるものだ。

- ドストエフスキー

Chapter 2 ジレンマ

kitagawaは作戦を練っていた。頭の中の中央演算装置をフル稼動させ、どうすることで天使とつながりを持てるのか、あるいは、どうすることがよりベターな策なのか、そればかりを考えていた。kitagawaは二つの処理を同時にこなせるほど器用ではなかった。どうしても、トリンドルとの会話が上の空になってしまう。

「天使を捕獲せよ」

そんなワードが、脳内をびゅんびゅんと行き交う。天使を捕獲するなんて行為は、一介の人間でしかないkitagawaにとって、とんだ愚行なのかも知れない。ただ、今このミッションをこなさなければ、何の為に今ままでナンパを———ピックアップを研鑽してきただろうのか。

膨大な数の声掛け。無視の数々。

振り向けば、kitagawaの精神的な弱さや、つまらないプライドの残りカスが、これから登るであろう山々の頂にまで届くほどのハシゴとなっていた。

エンジェルにアプローチをする瞬間はあるのか。トリンドルに気付かれる訳にはいかなかった。彼女とは温泉地での素敵な夜が待っている。寒い夜を二人で乗り越えた先に、見える世界観がある。

『寒いね』と話しかければ『寒いね』と答える人のいるあたたかさ

ー 俵万智(歌人)

一つの句が脳裏をよぎった。kitagawaはトリンドルだけで充分ではないか。彼女はとても聡明で、天真爛漫な素敵な女の子だ。御殿場のアウトレットや、昼間のドライブの時間に助手席で無邪気に笑うトリンドルの笑顔が想起された。

PUAのジレンマ———。

そう呼ぶ事例は幾つか存在するが、kitagawaにとって新規案件をピックアップすることと、今いる大切な案件を失う覚悟は常に両天秤にかけられていた。どちらの結果になったとしても、後悔しないよう、ただベストを尽くすのみ。

ただただ、気の向くまま、心の動く方向へ。

カニが積まれている向こう側の景色に、天使の影がゆらりと動いた。機会が2度扉をノックすると思うな。チャンスは貯金できないのだ。

「ちょっとお手洗い行ってくるね。」

kitagawaは笑顔でトリンドルにそう告げ、席を立った。

ー続くー


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