桜舞い散る季節に Vol.1

愛とは、大勢の中から

たった一人の男なり女なりを選んで、

ほかの者を決して顧みないことです。

ー トルストイ(小説家)


Chapter 1 違和感

4月某日、中目黒駅前———。

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太陽がビルとビルの間に吸い込まれ、気温は肌寒くも暑くもない。そんな夕暮れどきにハヤトとkitagawaはタクシーでその地に降り立った。

目的は勿論、ナンパ———スト高のピックアップだ。

kitagawaはこの日を心待ちにしていた。ハヤトの隣でピックアップすることがkitagawaは好きだった。

ハヤトと出会って数年。幾多の困難なピックアップ・シーンを二人で乗り越えてきた。絶望的な状況でも、ハヤトとなら活路を見出せた。お互いに賞賛し合い、また励ましあえる、そんな仲だった。

だから、kitagawaはそんなハヤトと一緒にナンパできることが、単純に嬉しかった。

ここに来ると、前の年にこの地で起きたことが鮮明に想起される。仲間達とスーパーでシャンパンを買ってラッパ飲みしてこぼしてしまい、お気に入りのスプリングコートを台無しにしたこと。スト高アパレル女子や、吉祥寺在住美魔女との戦い。

桜のほのかな香りと共に、様々な想い出が蘇る。

どうやら心理学ではプルースト効果というらしい。これはアンカリングを用いるときに意図的にkitagawaも使うテクニックの一つだったことから、容易にその概要、及びピックアップへの応用を想像することができた。

そんなことを考えながらドンキホーテで酒を何本か買い込み、乾杯。

「さあ、ゲームの始まりだ。」

どちらからともなく、冗談交じりにそんな言葉を交わしながらピックアップを開始した。LHPTにてハヤトが次々とオープンさせていく。ナンバークローズ。悪くない。

しばらく歩くと、露店が河川敷に散見された。サージング。その前の路地で何かを飲んでいる女性2人組を発見。

「それってあの店のサングリア?俺も飲もうと思ってたんですけど美味しいですか?」

kitagawaが笑顔で二人組に声をかけ。オープン。ハヤトも絶妙なタイミングでフォローに入る。職場の先輩と後輩。先輩をkitagawaが担当。彼女は20代後半。地方出身で都内の某高級住宅街に住むOLだった。スト値8。笑顔が素敵系女子。人当たりは良いが、警戒心が強いタイプ。

4人ではあまり和まず、1対1の和みを重視した。いつものハヤトとのやり方だった。

kitagawaは会話の最中に、なんとも言えない違和感を感じていた———。

—続く—


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