桜舞い散る季節に Vol.4

今回のエントリーは、前回…

桜舞い散る季節に Vol.1

桜舞い散る季節に Vol.2

桜舞い散る季節に Vol.3

こちらのエントリーの続編になります。よろしければそちらからまずはご覧いただければ幸いです。


正しい結婚生活を送るのはよい。

しかし、それよりもさらによいのは、

ぜんぜん結婚をしないことだ。

そういうことのできる人は

まれにしかいないが、

そういうことのできる人は実に幸せだ。

ー トルストイ(小説家)


Chapter 4 狂気〜前編〜

携帯電話に着信した一通のメッセージ———。

お花見でナンパした彼女からだった。

「ご飯行けるの楽しみにしてます。」

kitagawaは迷った。超えてはいけない一線を超えてしまいそうだったからだ。そう思ってしまうほど、彼女は美しかった。葛藤の末、彼女と会うことにした。結果はどうであれ、楽しい時間を過ごせたらいいなと、そんな安易な気持ちだった。

「門限とかあるよね?なるべく早く送ってくね。」

そんなメッセージを送った。数時間後に返信がきた。

「ううん、12時とかまでに帰れれば大丈夫。」

絵文字などもついて、割とテンションが高めな返信がきた。

人妻よ、正気か。

夫は、自分の嫁がどこの馬の骨かも分からない男と仕事後に夕食を共にしているとはつゆ知らず、妻との代わり映えのない日常を過ごしているのだろうか。

誰にも言えないそんな想いを胸に秘めつつ、彼女との待ち合わせ当日を迎えた。

kitagawaは早めに仕事を片付け、アポに備えた。マンションに戻り、シャワーを浴び、髪をセットする。しっかり身体に馴染んだジーンズ、着心地の良いシンプルな白いコットンのTシャツ、暖かみのあるベージュのジャケット。

準備は整った。いつもの待ち合わせ場所へ向かう。

渋谷のドンキ前。彼女はすでにそこにいた。ガーリーなスカート、唇にはピンクのラメ入りのルージュを塗り、kitagawaに気付いた途端、爽やかな笑顔でその白い歯を見せてくる。結婚すると、オシャレをやめてしまう女性も多いが、彼女は全くそれには当てはまらなそうだ。

時計の針は既に19時を指していた。いつも行かない時間に行きつけのイタリアンに行くと、店の中は大変混雑していた。

「こちらへ。」

馴染みの店員が、カウンター席が埋まっていることを鑑み個室に案内する。いつもカウンターで横並びの席を選ぶので、そこには初めて通された。

「馴染みのお客様用に、この部屋はお取り置きさせて頂いています。」

店員は笑顔で言った。軽く会釈をすると、ドアをガラガラと閉め、その空間は完全な個室と化した。

「おしゃれ〜。こんなところ旦那には連れてきてもらったことないな〜(笑)」

彼女がいきなりぶっこんでくる。kitagawaはできるだけ冷静に、ゆっくりとスモールトークから会話を組み立て始めた。続いて恋愛遍歴引き出しルーティーン。人妻に通じるのか分からなかったが、とりあえず放ってみる。

彼女の付き合った人数は3人。結婚するまでに女性が付き合う、平均的な人数だった。彼女は地方出身で、都内の某有名私立大学に進学するために東京に出てきた。

その生活の中で出会う、例えばバイト先の仲間やサークルの先輩など、同じコミュニティの中で恋愛も完結させてきた。そして、決してその枠内からはみ出ることはなかった。合コンや直接法のナンパには応じたことはないらしい。

つまり、彼女は、普通に生きてたらまず出会う確率は極めて低い存在だった。そんな彼女との会話は、大変興味深いものだった。彼女は聡明で、明朗快活、そして美人なのに飾らない性格だった。

IOIを満足に感じとることができずにいた。しかし、いつものやり方に徹することが正解だと思った。積み上げてきた経験と勘しか、kitagawaには頼るものはなかったからだ。

—続く—


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