本日のエントリーは
ナンパ師 vs 恋愛工学生 ガチンコナンパバトル vol.1
こちらの続編になります。宜しければそちらからまずは御覧ください。
I will prepare and some day my chance will come.
準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。
— Abraham Lincoln (エイブラハム・リンカーン/米国第16代大統領)
Chapter 2 期待感
KGI:トータル6即
KPI:90声がけ
定性目標:ナンパ技術の向上、新ルーティーンの開発
今回のナンパバトルにおいて、そんなスキームを組み立てていた。事前情報により、東西対決にてパスあり、くるくる(所謂セクシャルメリーゴーランド)ありのルールの下、ベストスコアが「3即」であることが分かっていた。
今回のルールは、パスなし、くるくるなしの個人戦で、より厳しい戦いになることが予想できた。しかし、きっと、MAXで3即をしてくるナンパ師が現れる。なんとなくそう思った。
今回はレジェンド・女好きさんも出場するし、何よりKDH(ドラちゃんを筆頭とする即系ナンパ師集団。松岡さんもここに属している。)のトップが同じチームでバトルに参戦している。この中の誰かが、きっと優勝争いをするだろう。そんな、確信にも似た感覚があった。
そして、小山。彼はkitagawaと共に幾多の困難な環境でのナンパを乗り越えてきた友人であり、リスペクトすべき偉大なPUAだ。きっと今回も、より多くの女性たちをアナザーワールドへ導くのであろう。
そんな彼らと同じチームを組んで今回のナンパバトルに参戦できるのを、kitagawaは誇りに思った。と同時に、周りからの期待感が心地よいプレッシャーとなり、ほどよい緊張感に包まれていた。
7月2日、土曜日。17:00。
その日は仕事の予定があったが、調整をして足早に職場を後にした。ハチ公改札を抜けると、渋谷の街は選挙の演説で人が尋常じゃないほどごった返していた。うだるような暑さの中、人混みをかき分けていつもの二倍の時間をかけ家路に着いた。
17:30
リアルタイムにその時の心境を音声に綴った。純粋に、kitagawaを応援してくれる人がいる、そのことがただただ嬉しかった。その人たちの期待に応えるためにも、そして何より自分のためにも、優勝するしか選択肢はないと思った。しかし、簡単にはそれは叶わないことも分かっていた。
なぜならば、彼らの実力を一番近くで見てきたからだ。日々、グループラインに上がってくる彼らの即報。その華麗なまでのテクニック。ナンパと向き合うスタンス。どれを取っても、コンスタントに成果が出せるヴィジョンしか見えてこない。
泣いても笑っても、結果は12時間後に明らかになる————。
— 続く —