ナンパとピックアップと鳥のフン その1

女にもてるってことはですね、多分男にとっては最終の目的だと思うんですよ。もてるために金持ちになるとか、もてるためにいい男になるとか

— 高橋がなり(実業家)

 

Chapter 1 空からの贈り物

うだるような暑さの中、涼しさと懐かしさを求めてkitagawaは北へ向かっていた。どこか居心地の良い、東北の地である。冬は厳しいが、人は常に暖かい。

 

とあるターミナル駅にて新幹線を降りると、不意に冷涼な空気に身体を包み込まれた。涼しい。純粋にそう思った。意外な出来事であった。この地は盆地であり、東北の中でも比較的気温が上がりやすい。夏も東京とあまり変わらない気候だ。

 

駅の改札を抜けると、時間が遅かったため既に人はまばらだった。kitagawaは駅前の広場にある椅子に腰掛け、友人の迎えを待った。時間が少しありそうだったので、持ってきた仕事道具でカタカタと仕事でもしようと思っていた。

ふと思い立ったかのように辺りを見回してみると、目の前に大きなキャリーをガラガラと引きながら歩く、滲んだ花柄のワンピースを颯爽と着こなしたロングヘアーの女性が通り過ぎようとしていた。ツバの長いさながら女優のような帽子をかぶり、タイトなワンピースからは彼女の細身のシルエットが浮かび上がっていた。タイプだ。

咄嗟に声をかけた。

 

「すみません!この辺でさ、朝までやってるバー知ってる?」

 

道聞きオープナー。彼女は親切に教えてくれた。よく見ると、少し後ろにお連れ様がいることに気づいた。彼女の友人も、彼女と系統は似ているがスト値は声をかけた女性の方が2程上だった。kitagawaはスモールトークを交えつつ、会話を続けた。

 

「てかこれから暇?よかったらみんなで飲み行こうよ。」

 

タクシーを拾おうとしていた彼女達を多少のパワープレーで静止した。「みんな」とは言ってみたものの、kitagawaを迎えに来てくれる友人は勿論ただの一般人。not PUAだ。まあ、どうにかなるだろう、とkitagawaは思った。

 

「とりあえず、ドンキで買い物しなきゃうちら。(笑)」

 

スト値8女優帽が言った。ブーメラン狙いでのLゲ打診。ノーグダでそれが通り、2人からLゲして放流。

駅前のベンチの方へ戻った。すると、大きなリュックを背負った女性が目に入った。胸の大きさが服の上からもよく分かった。kitagawaが女性を選ぶ上で、大きな胸は大して意味を成さない。

人間は進化の過程で、尻を模して胸を発達させた。いわば、胸部なんてのは後付けの模倣品であり、気休めに過ぎないとさえ思っていた。

大きなバストを魅力的だと思う男性は確かに少なくはないし、一部の男性の間では巨乳は崇拝の対象にすらなっている。分からない話ではない。しかし、kitagawaはそうではなかった。本質は臀部であり、尻だ。尻値の高さこそ、kitagawaの胸にナイフのように鋭く突き刺さった。

 

ロリ巨乳の彼女の尻値が気になり始めた。声掛けのきっかけを探す。しかし、友人がそろそろ迎えに来る。その他仲間たち数人で飲む約束をしていた。約束をないがしろにはできない。数秒、彼女を観察する。kitagwaは瞬時に閃いた。

 

「あの、すみません。ちょっと言いにくいんですけど、肩のところに・・・よかったらこれ使ってください。ちょっと見てみてください。」

 

kitagawaはおもむろにポケットティッシュを取り出し、彼女に差し出した。ベンチが木の下だったため、空からの贈り物が彼女の肩に付着していたのだ。気付かなかったのだろうか。

 

「あ、すみません、ありがとうございます。」

 

彼女は少し照れ臭そうに着ていたカーディガンを脱ぎ、ティッシュでふき始めた。

 

「災難ですね。ご旅行ですか?」

 

kitagawaは笑顔で彼女に問いかけた。彼女は都内の某有名私大に通う大学生で、レストランのアルバイトをしていた。たまたま連休をもらい、思い立ったかのように青春18切符(そんな名前の特定箇所の鉄道が乗り放題になる切符があるらしい)でこの地まで来たらしい。今夜の泊まるあても決めずに。

ちょうどその時、友人から到着した旨の連絡が携帯に着信した。彼女にLゲを打診する。

「もし、ここでたそがれてるのに飽きたら連絡して。しばらく駅前で友人たちと飲んでると思うからさ。」

LINEのIDを交換し、笑顔で彼女に別れを告げる。夜はまだ始まったばかりだ———。

 

— 続く —

 


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