ナンパとピックアップとハッピーバースデー 前編

口紅は、

落ちる過程にこそ、

ドラマがある。

- ココ・シャネル(デザイナー)

 

Chapter 1 邂逅

それは本当に素敵な笑顔だった。そのへんにある何もかもをお盆に載せてもっていきたくなるような笑顔だった。

kitagawaがその彼女に魅了されるのには、ほとんど時間がかからなかった。黒く、艶のある長い髪。体にピタッとはりついたタイトなワンピースからは、彼女のスタイルの良さがはっきりと分かる。身長が極めて高いのに、それをまるでコンプレックスだとは思ってはいませんよ、とベージュ色をしたエナメル質のハイヒールが足元でピカリと呟いていた。

彼女はとても余裕のある表情で、友人と二人で買い物を楽しんでいた。渋谷の夜の街でも、一際輝きを放っていた。熟達した技を持った職人に丁寧に研磨されたダイヤモンドみたいに。彼女は紛れもなくスト高と呼ばれる存在だった。すれ違う外国人が、振り返って彼女のヒップをまじまじと眺めている。

kitagawaはさりげなく彼女を観察した。なんて声をかければ、彼女の笑顔を曇らせることがなく近づけるのか。オープン率重視で、3秒ルールはあえて無視した。店の奥に行くと、彼女は友人ととあるシャンパンの銘柄について会話を弾ませていた。それはカフェ・ド・パリというシャンパンだった。(豊富なフレーバーがあり、メジャーなもの。)

「私、ライチが好きだな〜。」

彼女が友人とそれについて話している。

「確かに。ライチが一番美味しいですよね。俺もカフェパ買うならライチだな〜。さくらんぼも美味しいですよ。」

kitagawaは独り言のように、しかしちゃんと彼女に聴こえるように、言った。ルーティーン、“イントゥ・ザ・トーキング”。タイムリソースを鑑みて、早めに仕掛ける。この後どうすれば良いのかは、頭の中にすべて入っている。そう自分に言い聞かせ、自身を鼓舞した。

「ですよね!(笑)」

刹那、彼女からの反応が返ってきた。彼女は、非常にノリが良かった。

「ね(笑)じゃあさ、ここで問題です。スパークリングワインとシャンパンってどこが違うんでしょうか!」

kitagawaは彼女たち二人に質問を投げかけた。1対多のピックアップでは、α-フィーメールを抑えるか、あるいは全体で和みに行くのがセオリーだ。kitagawaは後者を選択した。彼女たちは少し考えてから何個か回答を出してきた。

「あ〜!惜しい!」

そんなやり取りを何回か繰り返した。彼女たちは最終的には「分からない」と降参した。kitagawaは笑顔で話し続けた。

「実はですね〜。まずシャンパンはシャンパーニュ地方で作られたもので、自然発酵させて生産されたもの。逆にカフェパもそうだけど、スパークリングワインは炭酸(二酸化炭素)を人工的に溶かし込んで発泡させたものなんですよ。なので、フレッシュな感じのフルーツフレーバーとかできちゃうんですね。」

kitagawaは低めの姿勢から、深夜の通信販売番組の販売員みたいに面白く話した。彼女たちも、テンションを合わせて乗ってきてくれた。本質的にコミュ力が高く、いい子なのだと思った。しばらく彼女たちとお酒売り場付近で立話をした。互いの職業のこと、住んでいる場所、今日のこれから何の予定。

職業は内情を詳しく知っているものだったので、類似性の法則を合わせていく。彼女たちは友人の誕生日を祝うためにここ渋谷の地に来ていた。その時、彼女たちの後ろ側からもう一人の女性がやってきた。なんと彼女たちは三人組だったのだ。今この場所にいるのは、kitagawa、菜々緒(スト8/仮称)、みかん(スト6/仮称)、帽子(スト5/仮称)の四人。どうする?ここでLゲして引き下がるか?

kitagawaは予想外の事態にワクワクしてた。と同時に、ある一つのストーリーがひらめいた。

「このシャンパンのんだことあります?めちゃくちゃ美味しいんですけど。」

kitagawaはそう言いながら、「いつもの」を手に持った。

「これ、マスカットの王様と言われているマスカット・オブ・アレキサンドリア100%で作られてる、めちゃくちゃ美味いシャンパンなんですよ。今日お友達さん誕生日ですよね?これ俺からのプレゼントです。一期一会でしょ。ここで会ったのも何かの縁なんで。」

彼女は笑っていた。そして、kitagawaの勢いに押され、少し圧倒された様子でもあった。彼女たちに選択の余地を与えない。そのまま、彼女が購入しようと手に持っていたストッキングをとり、レジへ向かった。会計を済ませ、彼女にストッキングを渡す。

「クラブ行くんでしょ?それまで飲もうよ。まだ早いし。」

量販店から出た瞬間、もう一人の女性が現れた。美容(スト7/仮称)。なんと彼女たちは4人組だったのだ。マジか。事態を収拾できるのか。そのまま話しながら少し歩く。

「え・どこ行くのー?」

みかんが言った。他にもそれを思っている子がきっといただろう。

「まあ、シャンパン飲もう!」

PUAは質問に答えない。そのまま話をそらしながら歩く。気づいたら家の前。おっととっと家だぜ逆5ver.

「クラブ行くんだよね?それまで少し飲もうよ。ハッピバースデーだし。」

— 続く —

 


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