2016年11月16日 一覧

ナンパとピックアップと君の名は Vol.2

本日のエントリーは前回の

ナンパとピックアップと君の名は Vol.1

こちらの続編になります。宜しければ、そちらからご覧下さい。

 


 

ある面倒くさいカットを外注のプロダクションがやってくれたんですよ。それがとてもよかったんです。だから、これはお礼を言った方がいいなと思ったから、なんかの拍子に電話がつながったとき替わってもらって「いやあ、とってもいいカットでした。どうもありがとうございました」って言ったらね、そのあとその人は泣いたって聞いて。別に泣かせるつもりで言ったわけじゃないですけど。ただそういう配慮がもう少しできたらなんかいいのになあと思いました。

— 宮崎駿(映画監督)

Chapter 2 配慮

kitagawaは即座に時間を計算した。今タクシーに飛び乗れば、ギリギリのタイミングで間に合う。

「急いでタクシーに乗れば・・・行こう!(笑)」

 

kitagawaは彼女の背中を押した。そのまま手を引き、エレベーターを駆け下りた。彼女のヒールがカツカツと鳴った。

「大丈夫?」

kitagawaはなるべく急ぎながら、ハイヒールで歩く彼女の事を気遣いつつ、タクシーを拾った。

「そういや、まだ名前も知らない。」

 

タクシーに飛び乗って一息つくと、彼女はkitagawaに向かって不安げに聞いてきた。

「俺?kitagawa。君の名は?」

kitagawaは少し冗談っぽくそう尋ねると、彼女は自分の名前を少し躊躇しながら、答えた。少し笑っているようにも見えた。彼女の名前は三葉(仮名)。

少しお互いのことを話した。彼女は現在は都内の百貨店でアパレルの仕事に従事している。kitagawaも知っている、外資系の有名店で勤務していた。三姉妹の長女で、実家は埼玉だが現在は渋谷区のマンションで一人暮らしをしている。kitagawaとはご近所さんだった。行きつけのカフェも一緒で、そのことで盛り上がった。

 

「私、ラベンダーアールグレイティーが好きなの。知ってる?」

 

彼女は少し気取ったように、そんなことを言っていた。kitagawaの覚え違いかも知れないが、彼女は確かにそう言っていたように見えた。kitagawaは見たこともない風景を目の当たりにしたかのように、感動と興味で目を見開き、「知らない」とだけ答えた。

正確に言えば、知ってはいた。ただ、その味が具体的にどんなもので、原産国がどこで、などという周辺知識に乏しかったため、彼女の説明を促すためにそう言ったのだと思う。

彼女はラベンダーの香りが好きだという。kitagawaはラベンダーといえば思い出す場所が一つだけあった。その地は、「たんばら」という名前が付いていた。kitagawaは足しげくその地へ趣味のスノーボードで通っていた。

tambara-lavenderpark

夏には5万本のラベンダーが咲き乱れる。彼女に画像を見せると、彼女は子供のようにはしゃいでそれを見ていた。大人染みた外見とのコントラストが、妙に滑稽に映った。

そんな話をしていると、kitagawaたちは目的地に到着した。新宿のtohoシネマズだ——。

unknowntoho

 

 

 

— 続く —


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