クリスマス・プレゼント vol.5

本日のエントリーは…

クリスマス・プレゼント vol.1

クリスマス・プレゼント vol.2

クリスマス・プレゼント vol.3

クリスマス・プレゼント vol.4

こちらの続編になります。宜しければそちらから先にご覧頂けますと幸いです。


その日、ひょっとしたら、

運命の人と出会えるかもしれないじゃない。

その運命のためにも、

できるだけかわいくあるべきだわ。

- ココ・シャネル(デザイナー)

 

Chapter 5 present for …

 「ちょっとさ、外で飲み直そうよ。ここちょっとガヤガヤしててうるさいし。友達が良いって言ったら良い?」

kitagawaは中神らの様子を見つつ、勝負に出た。はたから見れば、中神たちも充分に和んでいるようだった。ニットワンピの子は、クラブから出ることに対してポジティブだ。しかし、α-femaleは中神担当のキャバっ子(キャバクラにいるような派手目な子)だった。彼女はすぐは動かなそうだ。

じわじわ攻めるしかないのか?タイムリソースはあるのか?ロスカットして他の案件に行くべきでは?

様々な思考が頭の中をぐるぐると巡った。しかし、ニットワンピの子を即りたい気持ちが、kitagawaをある種の呪いのように縛っていた。さらに、ニットワンピの子よりもかわいいキャバっ子を、ウィングの中神に即って欲しかった。それが、この状況で見えるチームとしての勝利のヴィジョンだった。

しばらく雑談を続けながら様子を伺う。次に動くタイミングが勝負だ。そこでクラブから彼女たちを連れ出せなければ、ロスカットするしかない。

 タイミングを見て仕掛ける。

「友達が輸入の仕事をしてるんだけどさ、最近めちゃめちゃレアなシャンパンもらったんだよね。マスカットの王様って言われている、マスカット・オブ・アレキサンドリア100%で作られてて、どうやらめっちゃ美味しいらしい(笑)一緒に飲もうよ。」

シャンパン・セレブレーションに繋がる、パーカー理論

「え、飲みたーい!」

彼女は乗り気だった。一気に連れ出し打診。

「まあ、とりあえず出よう。」

そのまま彼女の手を引き、トイレ脇にあるロッカーへ促す。kitagawaは自分と中神の荷物をロッカーから取り出し、中神は少し離れたロッカーに荷物をしまっている彼女たちをフォローする。この辺の連携は、阿吽の呼吸だった。さすが、コンビナンパを繰り返している中神だと思った。

忘れ物に注意しつつ、できるだけ手早く荷物を取り出して彼女たちのところへ向かう。ピックアップの状況は、刻一刻と変わっていく。特に、女性同士で相談させるタイミングをいたずらに与えてはいけない。こちらのシナリオ通りに進まなくなってしまうからだ。例えば、時間をかけて和んだり、話が盛り上がったりしたと思った案件が、トイレに行って戻って来た瞬間にガラリと態度が変わっていた経験はないだろうか。あるいは、戻ってすら来なかったことはないだろうか。

女性は、表向きでは友人の顔色を必要以上に伺う生き物だ。自分が少し良いと思っても、友人がダメと言えばそちらに従ってしまう傾向が強い。だから、その相談の機会を与えてはいけないのだ。こちらの要求を効率良く通すため、彼女たちが夢から覚めてもらっては困る。

kitagawaはそんなことを考えながら、笑顔でニットワンピ子の左腕に巻いてあるロッカーの鍵を取り、そのままロッカー前でもたついている彼女たちのロッカーを開けた。笑顔で彼女たちの荷物を取り出し、それぞれに渡す。少し何か言いたそうなキャバっ子。

「そういえばさ、仕事って何してるの?」

kitagawaはキャバっ子さりげなく聞いた。持ち物からアパレルかとも思ったが、彼女は辺鄙な駅のキャバクラで働いている女性だった。

「見たまんまかよ。」

kitagawaは笑いながら言った。そして、彼女の耳元で囁く。

「実は俺もやってたんだよね。ニットワンピ子には秘密にして欲しいんだけど」

そう言いながら、昔の宣材写真を見せる。次の瞬間、目を見開きながら驚嘆した彼女が目の前にいた。kitagawaは笑いながら人差し指を立てて、「静かに」の仕草をした。

「同業だね」

kitagawaは笑いながら言った。勿論、同業ではないのはご存知の通りだ。kitagawaは、しがないサラリーマンだ。しかし、kitagawaは様々な状況に合わせてトークができるように、多種多様な職業に関してのリアリティ溢れる知識をありったけ頭の中に詰め込んでいた。それらは、実際その職業に関して調べたり、生の声を聞いてナレッジとして溜め込んだ結果だった。いつ、どんな知識が役に立ち、また目の前の女性を魅了できるか分からない。キャバっ子に新たなフックができた瞬間だった。

そのまま中神のフォローもあり、ロッカーから地上出口へ続く階段を4人で上り始めた。ニットワンピ子は相変わらずのテンションだ。中神も全力でキャバっ子をホールドしている。

そのままkitagawa邸に進む。話しているうち、どんどん後ろの二人との距離が離れていくのを感じた。このままセパレートか?中神の家もタクシー圏内だ。

「二人はー?」

kitagawaの家の前に着き、ニットワンピ子がしきりに、後方に遠く離れて見えなくなってしまったキャバっ子と中神を気にしている。

「大丈夫だよ。絶対後で来るって。てか、むしろ来るって言ってた。」

ヒルクライム理論。俺が大丈夫って言えば、大丈夫。自信満々の笑みで押し通す。それを可能にするくらい、彼女からのIOIが感じられていた。

「え、絶対しないよ?しないからねっ!」

 家の前で彼女は笑顔で言った。明らかな 形式グダ だ。

「え、そんなの当たり前じゃん?逆に襲わないでよねっ!」

kitagawaも笑顔でそのテンションに乗じる。

部屋に入ると、「しないよ」と言っていた彼女の言葉はいつの間にか、「ゴムあるの?」に変わっていた。

 

彼女は身長も高く、またスタイルも良かった。

 

 2016-12-22 03.33.59

kitagawaが彼女を味わうように、彼女もまたkitagawaという男を味わっているように感じた。まるでジューシーに熟れたトマトを、モッツァレラ・チーズと一緒に頬張るみたいに。人は「持ちつ持たれつ」だ。セックスをするスタンスは男女間の性差はあれど、その乖離は昨今、極めて少なくなってきているように感じていた。

事後、彼女は何事もなかったかのように入ってきたドアを開けて、夜明け前の街へ消え去った。

無造作にベッドに散乱している寝具たち。あるいは、彼女が居た場所のシーツの暖かさが、先ほどこの部屋で起きた出来事をまざまざと記憶しているように感じた———。

 

— END —


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